オートマティック車(AT)の「キックダウン」って知ってました?

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ちょっと前に、高齢者の運転についてマニュアル限定にしたほうがいいと記事にUPしましたが、
千原兄弟のジュニアさんが、同じような意見をどこかの番組で話してたようで~
同じ意見の人がいた!ってことで、喜んでおりますよw

ワタクシはMT免許のMT車運転で、AT限定免許が開始されて3年後ぐらいの時期に免許とったので、AT講習は2時間しか受けておりませんし、あんまりAT車の仕組みには詳しくありません。ので、ちょっとAT車について調べてみましたら、びっくりした機能があったので紹介しておきます。




AT車乗ってるみなさんは、「クリーピング現象」ってのは知ってますよね?
PとNレンジ以外なら、ブレーキを緩めるとゆっくりと進んじゃうAT車の機能。

もうひとつ、AT車の特色として「キックダウン」という機能があるとのこと。
これ、知ってましたか?
ワタシは知りませんでした。いつもAT車に乗っているうちの旦那も知りませんでした。

この「キックダウン」ってのは、アクセルをベタに踏み込むと強制で低速ギアに変わるそうですよ。

例を話すと、高速の合流などで急加速をしたい場合に、アクセルをベタ踏みすることで
今のギア(Maxギア5速の車だとして、時速30km~40kmならギア4~5速ぐらい)をLowや2ndの低速ギアに変えることができる。
→急加速が可能になるということです。

この機能ね、今の高齢者の交通事故の元なんじゃないの???って思うんですけど。

なぜかというと、
普通に道を走っていた(いくらかギアが上がっている)状態で、急ブレーキを掛けようと間違えてアクセルをベタ踏みする。
→このことで、強制でギアが低速に変わる。
→間違えてアクセルをベタ踏みしたまま。
→どんどん速度が上がる。それに応じてギアもどんどん上がっていく。また速度があがる。結果、急加速となる。

つまり、ブレーキとアクセルを踏み間違えることは絶対あってはならない!ということなのです。

まぁこの機能がなくても、AT車なら普通にアクセルを踏めばギアも速度もそれに応じて上がってきますから、この機能だけが悪いわけではありませんが。

実際、AT車で高速の運転をしたことは何度もありますが、このキックダウンを知らなくても普通に問題なく加速できますよ。ベタ踏みする必要なんてないのです。
ということで、この機能をそろそろ外した方がいいんでないか?っと思ってしまうんですけど、お役所の役人さん(国交省)や政治家さんたちはどう思ってるんでしょうねぇ??
 
 
※この記事の画像は、写真素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)[ photo すしぱく ]からお借りしています。

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