CCL適用のススメ

2016-12-24

さて、トラブルになったということで色々考えさせていただきました。
まぁケースバイケースなんですが、やはり、こういうブログサイトで無料でデザインを公開するっということは、そこそこの著作権リスクが絡みます。


ある手芸ブログサイト様であった事例-その1
ある手芸作品のレシピ(作り方)を無料で提供していた
→人気がでた
→ある個人がそのレシピを使ってキット化した
→そこそこの手芸チェーン店にそのキットが売られていた
→サイトの管理人がたまたま手芸店でそれを発見
→サイトの管理人、大怒り。でも怒りをぶつけるところがブログ記事でしかない

あるITブログサイト様であった事例-その2
あるIT関連の記事を書いていた。ライフハックのような記事
→人気がでた
→別のサイトでまるまるブログ記事がコピーされた
→ツイッターで元のITブログ管理者の知るところとなる
→消去依頼
→消去されるも、他でコピーがまた見つかる。いたちごっこになっていた。

他にも色々事例がありますが、無断で第三者による書籍化という可能性もあります。
基本、無料提供してるこぎんの各図案(もどこ)であるため、こちらでも、「もどこ」を使った図案は基本無料であるべきだと思ってます。
ただし、こちらで作成したこぎん図案を、第三者が勝手にキット化なり書籍化なりで有料で売り出されてしまうと、こちらで無料にしていた意味がなくなってしまいます。
というのも、ネット社会全盛期といわれる現在でも、未だネット以外の有物としてのキットや書籍などのほうが
馴染みが深く、知名度もぐーんっとUPするからです。この場合、こちらの著作権を脅かされる可能性が大となります。(ヘタすると、こちらの無料図案提供の閉鎖に追い込まれる可能性だってあります。詳細はここでは説明できませんが、周りに著作権に詳しい人がいるならその人に聞いてください。)

このため、こちらではその対策として、無料提供ながらもCCL(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)適用をさせております。
これは、先に説明した無断で第三者による有料化を防ぐためにあります。
実際、ワタクシのブログも、「こぎん」「図案」でGoogle検索すると結構な上位に表示されます。
長年の蓄積もあって、皆さんに参照して使ってもらえていることを実感し、感謝しています。
ただ、このように知名度があがると、どうしても著作権リスクが高くなります。
完全な歯止めにはならないでしょうが、今回のこぎん図案ではCCLを適用してたからこそ、自分がCCLで設定した著作権違反の問い合わせを企業に対してできたという事もあります。
こういう対処をするかしないかは、やはり大違いであるということです。

ここでタイトル通りに、CCL適用のススメ

CCL(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)は国際的プロジェクトですので、日本国内だけに関わらず、海外(全世界ではありませんが)でも対象となります。
簡単な説明がWikipediaにあったので、検索して参照してもらえるといいかと思います。

ということで、ネット上で自分の著作物を公開している方は、著作物の権利を守るためにも、自作されたモノについて、CCLの適用をオススメいたします。
CCL適用をする場合は、creative commons(英語サイト)から「How can I license my work?」欄内の「Choose a License」ボタンから作成することができます。
ここからは日本語サポートされてます。

現在(2016/06/04に確認)は日本語サイトも立ち上がってますね。

クリエイティブ・コモンズ・Japan

このサイトの右上「ライセンスを付与」から作成ができます。

ちなみに、ここのこぎん図案でのCCL設定は、
・改変された作品が共有されることを許諾しますか?
    → 他の人が同じように共有するなら、許します(=図案の変更を認める)
・あなたの作品の商用利用を許しますか?
    → いいえ(=有料で売りだしちゃダメダメ)
にしております。

著作権は、自分のモノを守るだけでなく、
相手の作成物に対しても尊敬の念をもって守るようにしましょーね。