タティングレースのリバース・ワークについて

わーい、拍手コメントきてましたw

私も入門セット(シャトルと、小さい2個のモチーフでブローチが作れる?)を
購入しては見たのですが・・・。表と裏がごちゃごちゃとなってしまって・・・。
中止中だったのです。
でもこちらの拝見してもう一度頑張ってみようかと思いました!
レース糸だけは別に沢山購入したので、シャトルが壊れない限り、
何度でも作り直せるはずですので。
次の作品も楽しみにしてますv

うんうん、何度かやってみてください!w
いくらか基本形のモチーフをやってみるといいですよー

で、表と裏のリバース・ワークについて、
かるーくゆるーく自分流の初心者なりの説明をww

※NHKのテキスト「すてきにハンドメイド2011年9月号」は
チェインのことをブリッジと呼んでます。
この辺は、チェイン⇔ブリッジで読み替えてください。

「裏」と「表」の関係は、リング→チェイン→リングの繰り返しのときに発生します。
リングを「表」で作ったら、かならずチェインは「裏」で作成します。

リバース・ワークの準備

この繰り返しの場合は、
タティング・シャトル ~ (糸がつながった状態) ~ レース糸玉
の状態から作ります。

ここでは糸が中途半端にあまってしまっているので、糸巻きにいくらか巻いてます。
糸巻きを糸玉と脳内変換しといてくださいね~
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実際にリバース・ワークをやってみます

一番最初のリングはまずシャトルの糸だけを使って輪っかを作り、そこにタティングレースを編んでいきます。
つながっている糸玉側の糸は完全無視です。
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リング部分を編み終えたら、シャトル側の糸を引っ張ってリングを引き締めます。
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リングが終わって、そのあとチェインを作るときには、レース糸玉からの糸とシャトルの糸の両方を使います。

チェインを編みこむ前に、リングを真ん中にして、糸玉は上に、シャトルが下にして、このとき糸が絡んでない状態になるようにテーブルの上に置きます。
テーブルにおいたリングを左手の親指と人差し指でつかみ、糸玉側の糸を左手に引っ掛けてから、玉糸側の糸が芯になるようにシャトルを動かします。
シャトルの糸を使って編み込んでるように思えますが、「巻目を移す」手法のため、芯の糸はシャトル側になります。
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あと、必ず弧を上にして作るため、左から右へ作る感じになります。
このため、リングを作り終えてからチェインを作るときには、必ずリングを裏返しにしないと、弧が上にきません。
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リング→チェインができたところで、次のリングを作る準備のため、↓のように、作ったリング→チェインが中央にくるように、糸が絡んでない状態で、糸玉を下へ、シャトルを上にしてテーブルの上に配置します。
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ここで、チェイン部分を左手の親指と人差し指でつまみ、シャトルの糸を輪にして左手に引っ掛けます。
これで、シャトル糸の輪っかを芯にして、リングを編みこみます。
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2個目のリングができたところ。

ここで、↓のように、次のチェインをつくる準備に、リング→チェイン→リングの部分を中央にして、糸が絡んでない状態で、シャトルを下へ、糸玉を上にしてテーブルの上に配置します。
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上にある糸玉側の糸を左手にひっかけて、チェインを編み始めます。

つまり、テーブル上での配置で、作成しているモチーフの上にある糸が左手に引っ掛ける方。っと覚えとくといいです。

糸玉とシャトルの配置のおさらい

リング(表) :糸玉を下側、シャトルが上側。下側の糸玉は使わない。
チェイン(裏):シャトルが下側、糸玉が上側で。両方の糸を使う。
これができると、自然とリバース・ワークになります。

ちなみにリバース・ワークでない場合は

逆に、リング→リング→リングのようなリングだけの繰り返しで終わるモチーフでは、全部「表」になります。
この場合、
タティング・シャトル ~ 糸を20cmほど出した状態
つまり糸玉とつながっていない状態、で開始します。
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リバース・ワークの「裏」と「表」の判別方法

「裏」か「表」か判別するのは、ピコ(ピコット)の根元を見る方法がありますが、糸が細かったりするとそのへんの判別はわかりづらくなるので、ワタシは、レースの結び目とピコが出ている方向で判別してます。

リング→チェイン→リングの繰り返しの場合は、必ず結び目の向きが逆方向になるはずです。
ただリングの場合、向きってわかりずらいですねww

このリングの向きは基本360度なんでしょうけど、リングの絞り目とは反対側の山側がその向きだと思ったほうがいいですー
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って、ワタクシはそんなに気にして編んでませんzzz
というか、コツがわかってしまうと気にしなくても、自然と裏と表のリバース・ワークができるようになりますよ。




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