こぎん刺し図案チェック方法

以前FC2(2013/05/09)で掲載していた記事を、こちらに移行。
それに加えて現在の図案チェック方法も掲載。




FC2で掲載してた、紙媒体の図案のチェック方法

図案チェックのために、100均の大手「ダイソー」さんで色々材料を物色。
仕入れてきたのはコレ↓

セロファンの代わりのドッド柄のトレーシングペーパー・タイプの折り紙と
貼って剥がせるのり!

トレーシングペーパーは半透明なので使うには申し分無し!
だが、「貼って剥がせるのり」ですが。。。
これはちょい難点があった。たしかに貼って剥がせる。
だが短時間での貼って剥がしての繰り返しって、
のりが乾くまでは図案側の紙がベタベタになる。。。
ということで、今回「貼って剥がせるのり」の出番は無しの方向で。
  
  
さて、本題。
価格の高い専門のマグネット・マーカーを使わなくっても
工夫すればちょっとお安く済む方法を、「ダイソー」さんをうろついてる時に、
「貼って剥がせるのり」を使用する以外にも思いついたので掲載!

以下の2つの確認方法は、こぎん図案だけじゃなく、
単色のクロスステッチや、編み図でも使用できると思う。

ということで、参考になれば幸いです。。。

ちなみに、以下で使われてるマスキングテープとクリアケースは
今回「ダイソー」さんでは購入しておらず、
前になにかで購入してたものを使用しております。
まぁ、この手のものは「ダイソー」さんなら売ってるはず!ww

書籍向けの図案チェック方法

まず、買ってきたトレーシングペーパーを適当に半分に折ります。
長さが欲しい人は△に折るといいですよ。
あとは、山折りのした方をライン(※)として、
トレーシングペーパーの左右だけに軽くマスキングテープで固定します。

マスキングテープは簡単に張って剥がせられるのがいいところ。

※ 紙の材質にもよりますが、山折り側は直線の歪みが少ないため。

印刷もしくはコピーした紙の図案のチェック方法

マスキングテープをそのままライン代わりにしてしまう方法。
ですが、マスキングテープをだらーっと長い状態で図案に直接貼ってしまうと
いくら剥がすことのできるマスキングテープでも、ちょっと面倒。
それならってことで、書類を分類するクリアケースを使います。

まず、クリアケースに縦一直線、ど真ん中にマスキングテープを貼ります。
クリアケースの裏側には横一直線、ど真ん中に同じようにマスキングテープを。
で、クリアケースの中に図案の紙を挟んで確認する方法。

これならマスキングテープの貼り直ししないで、クリアケース内の図案の紙を
ちょっとズラすことで段を確認することができます。

表と裏に違う方向でマスキングテープを貼ることで、
横長や縦長の図案にも対応可能!w

クリアケースじゃなくても、クリアポケットでもいいよ~
むしろクリアポケットならそのままファイルバインダーに綴じればいいので
図案の保管も楽よ~~

ここから新しい図案チェック方法

ここからは、以前の改善案と、現在やってる図案チェック方法ですよ~

印刷もしくはコピーした紙の図案のチェック方法。の改善案

用意するもの
・クリアポケット
・厚紙
・透けるような薄い色のマスキングテープ(マステ)
・カッター

厚紙はクリアポケットに入るサイズに切り、クリアポケットに入れます。
(中に入れた厚紙はペラペラのクリアポケットの補強として使用)

適当な位置に、透けるような薄い色のマステで
上、中、下位置に適当に横幅いっぱいに貼ります。

あとは貼ったマステを避けて、縦3列にカッターで穴をあけます。
例として↓の写真の赤長方形ぐらいの部分をカッターで切っていきます。

下に厚紙があるので、カッターマットは必要ありませんが、
なるべくクリアポケットが切れる程度に軽めに切ってください。

使用例はこんな感じ↓

この写真だと、カッターで開けた穴がわかりずらいけど、
いちいちクリアポケットの上から手を入れて図案の紙をズラす必要がなく
この縦穴3列で中の紙を上下にズラすことができるので、
図面の確認が少し楽になると思う~

あとは、クリップなどで横や上下を固定する、
もしくは、縦穴の位置で軽くマステを貼り付けして図案の紙を固定すれば
ズレもなく使用途中の図案をファイルに保管できるよw

目印となるマステの位置にちょうどいい状態で図案がズラせない場合は、
中の図案の紙を折って調節してください。

PC上での図案チェック方法

こちらは現在印刷するのもめんどくさくなってきた(!)ので、
ほとんどPCの画面で表示させたものを見ながらこぎん刺しをしてます。

使ってるのはPowerPointです。

参照する図案をペタッと張り付けて、赤の横1本のオブジェクト(ちょっと太め)を追加し、
一行終わったごとにその赤の横1本オブジェクトをズラす。というだけの方法。
この横1本オブジェクトはマウスで位置を動かしてもいいし、
アクティブオブジェクト(現在指定されてるオブジェクト)になっていれば、
キーボードの矢印キー↑↓を連打して動かすことが可能。
特に位置の微調整は矢印キーがおすすめ。

PowerPointのレイアウトは横向きのままで
「Ctrlキー+マウスホイールぐりぐり」で表示を拡大してますよ。

まぁPowerPointでなくても、ExcelやWordでも同じことができます。
上記のOfficeアプリがなくても、
レイヤー処理ができる画像編集ソフトで同様なことが可能です。
ただし、画像編集ソフトでは保存形式に注意。
各レイヤーを統合せずに、分割した状態で保存してください。

締め!

っと、まぁ色々でてきましたが、
今ならタブレットで図案を表示させて、その上に定規を置いても良さげw
みなさんも色々工夫してみてね!w




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